20160414地震発生から
熊本地震でお亡くなりになられた方、ご冥福をお祈りいたします。
今日で熊本地震が起こり、何日目でしょうか。
もうかなりの時間が経った気がしますが、たった数日です。
まさか自分のいる場所でこれだけの大きい地震が起こり、サポートし、余震に怯える日々を過ごすとは想像しませんでした。
14日の前震では、強い揺れ、余震もあり、怯えてました。
しかし、15日は仕事で動きまわっていたので余震をあまり感じず、もう大丈夫だと思ってました。
そして、16日眠ってて、携帯の緊急地震速報の音で目を覚ました後、すぐに今までにない揺れ。
左右を揺さぶられる。
避難訓練とかしたけど、意味ないです。もう揺さぶられるしかなかった。
真っ暗な中、電気をつけると今まで見たことのないくらい部屋に物が散乱し、押入れのドアも壊れていました。
二階にいたのですが、余震もあり、恐怖で一階の玄関口に避難しました。
しかし、やはり怖くなり、目の前の駐車場へ逃げました。
外にいても揺れているとわかりました。
そして、しばらく経ち、家族の安否も確認でき、旅館へ。
お客様を誘導したり、毛布、飲み物、備品を配り。
みなさん怖くて、建物の中で避難できず、車の中でそれぞれ過ごしていました。
余震があり、寮の従業員もほとんど休めず、恐怖と疲労の中、夜明けを迎えました。
水電気などのライフラインは無事でしたので、お客様に何とか朝ごはんを提供できました。
情報も朝には何とか集めることができ、お客様を送り出すことができました。
16日は自分の部屋、旅館を片付け、そのまま旅館のロビーで寝ました。
寮は耐震強度がありますが、二階でもう寝たくない、一人になりたくありませんでした。
旅館の客室で休んでも良いと言われましたが、ロビーの方が逃げやすい場所だってので休みました。
避難所へ一旦行くが、ご家族を連れて戻ってくる従業員もいました。
休めれる状態ではない、と。
配給も乏しく、お子さんも精神的につらいだろうと。
この日はみんなのおかげで夜を過ごせて、気持ちが少し楽になりました。
多分一人で寮の部屋に休んでても、恐怖と余震で怯えるしかなかったです。
17日は当分休館にする、ということで実家へ帰ってきました。
実家も震源地から近い方なので、常に余震を感じます。
でも、2日分の疲れがたまっていたせいで、眠ることができました。
余震で起きることは二、三度ありましたが、すぐに眠れました。
今は実家で過ごすのみです。